ポジは行き先、ネガは行き方
久しぶりにブログを再開して、ちょうどその頃に「コーチング」というやつを始めてみようとなりました。
今日はそこで考えさせられた話です。
私がやってもらっているコーチングでは、ざっくり言うと
「私はどんな人間なのか」
というのを明らかにしてくれる、明らかにすることを目指しています。
それをより鮮明に理解することで、
自分がやりたいことは何なのか、とか
自分に向いていることは何なのか、とか
今自分がやるべきことは何なのか、とか
そんなことを導き出していくことで、よりよい人生にしようぜ!というものだと私は理解してます。
その中で、「自分が好きなこと」や「得意なこと」を過去の経験から振り返ってみよう、というワークをやってみました。
そしてそこで思いついた好きなことや、得意なことは、さらに深く考えていくと、根っこの部分にある自分の目的や理想って何だったんだろう?
みたいなことまで考えていきます。
例えば「料理が好き」だったら、そこにある根っこは
「おいしいものが食べたい」なのか、
「(作ったものを人に食べてもらって)人に喜んでもらいたい」なのか、
「食材や調味料の組み合わせを考え、研究するのが好き」なのか、
というように根っこを深く深く考えていきます。
そしてその中で1つルールがあります。
「ネガティブから逃げるための思考は除外する」
というルールです。
例えば「時間を守る」のが得意だと考えていたけど、
根っこの部分を考えてみると「遅れて怒られるのが嫌だった」
みたいなネガティブな理由を回避するための行動だった場合は、
好きなことや、得意なことからは除外しよう。というルールなのです。
このルールが意外と難しくてですね、
いかにネガティブから逃げるための行動をしているかを、自分のことなのに改めて気づかされました。
という感じの作業を通して、まさに私は今、自分を探している最中なのです。
この作業を通して、自分を見つけるより先に、
こうやって生きていけばいいのでは?
ということを思いました。
それがタイトルにもしているように、
「ポジは行き先、ネガは行き方」
です。つまり
ポジティブな感情に従って行き先を決めて、
ネガティブな感情に従って行き方を決める
ということです。
おそらく誰しもが大なり小なり、強いなり弱いなり、「やりたいこと」や「やっていると楽しいこと」など、ポジティブな感情があると思います。
そのポジティブな感情に従って、自分が向かいたい先を先に決めちゃうのです。
「A大学に行ったら楽しそう」ならA大学を目指す
「B会社で働いてみたい」ならB会社に応募する
「Cという新しいスポーツにチャレンジしてみたい」ならCを始める
というように、これから向かう先を決めちゃいます。
そうすると、
「失敗したらどうしよう」
「周りの人に反対されそう」
みたいな、ネガティブな感情が出てくると思います。
(出なければ万々歳\(^o^)/)
さすれば!このネガティブな感情に従って「行き方」を考えるのです。
ポジ「A大学に行ってみたい」
ネガ「けど親は反対しそう」
なのだとすれば、考えるべきは
「親が許してくれるA大学の行き方」
なのです。
「A大学に行くべきか、否か」
ではなく、「行く前提」として「行き方」を考えるのです。
この行き方さえ見つけられて、実行できれば、自分はもちろんハッピーだし、親も納得してくれる、もう言うことなしになるはず。
例えばその方法は、「A大学に特待生で入学する」なのか、「信頼できる友人と一緒に行く」なのか、「アルバイトを頑張って、自分で学費を払う」なのか、様々考えられると思います。
といった感じで、「ポジで行き先、ネガで行き方」という考え方で、人生を進めていけば、楽しいことが増えていくのではないか、と今回思ったわけです。
人生の中で、人は数えきれないほどの「選択」をしていると、よく言います。
その選択をするって時に、これからはそんな風に考えてみたいと思います。
終わり